アジア

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アジア。古代エーゲ海の言葉で,日の出を意味するAsuが転じてAsiaとなったらしい。

僕自身はこれまであまり関心を持たなかった地域。旅行するならヨーロッパがいいなとしか思っていなかった。


でも自転車に乗り始めて,同じ海外でもヨーロッパやアメリカ大陸に比べて,身近で安全で親しみを持って走れる地域だなあと思うようになり俄然関心が高まっている。物価も安いようだし。将来的に自転車を持って訪れる可能性はかなり高いような予感がしている。


しかし詳しいことはよく分かっていない。もし自転車で走ることになるとしたら,その国のことを知って走るか走らないかでは楽しさが大きく違うような気がする。この機会に勉強しときたいなと思う。

まずは概観。


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アジアの地形は多様性に富むようだ。

中央部には「世界の屋根」と呼ばれる標高約6000mのパミール高原があり,ここからヒマラヤ山脈・クンルン山脈(地図上には無いが,チベット高原とタクラマカン砂漠の間東西3000kmにわたる山脈)・カラコルム山脈などの険しい山脈が四方に伸び,その間にはチベット高原・タリム盆地・黄土高原・デカン高原・イラン高原などもある。


これらの山間地から,黄河・長江・メコン川・ガンジス川・インダス川など大河川が流れ,流域に大平野が広がる。

山岳地帯は2つに分類される。いずれも火山帯,地震帯と一致する地殻不安定なところ。

①アルプス=ヒマラヤ造山帯

ヒンドゥークシ・ヒマラヤ山脈やダイスンダ列島など,ユーラシア大陸南部をほぼ東西に走る造山帯。

②環太平洋造山帯

日本列島・フィリピン諸島など,太平洋西側にみられる造山帯。

○気候

北アジア

 寒冷

東アジア~南アジア

モンスーンアジア。夏は海洋から吹き込むモンスーン(季節風)の影響で高温,多雨で湿潤。

インドのアッサム地方は世界最多雨地帯。

 冬は大陸から吹き出すモンスーンの影響で降水量は少ない。

 米作をはじめ,農耕の盛んな地域。

中央アジア・中国内陸部

 海岸からの湿った空気が十分供給されず,降水量は少ない。

西アジア

 回帰線上に位置し,亜熱帯(中緯度)高圧帯の支配を受け,赤道付近で上昇した大気がこの地域で下降するた

め,雨の原因となる上昇気流がみられない。

一年中乾燥し,砂漠やステップ(丈の短い草原)が続くので,乾燥アジアと呼ばれる。

遊牧やオアシスでの農耕生活が中心。

イスラム教徒の多い地域。

○民族

 イラン~インドにかけてのアーリア系

 アラビア半島のアラブ系

 中国~タイにかけてのシナ=チベット系

 トルコ・中央アジア~モンゴル・朝鮮半島・日本のアルタイ系

 東南アジアの諸島やマレーシアを中心にしたマレー系

 アジアの巨大人口を支えるのが米作。

 米は最も人口支持力が高い作物。


○経済

日本

 早い時期に経済復興を達成。機械類,自動車など付加価値の高い工業製品を輸出。

輸入は原燃料,食料品や軽工業製品,近年は機械類など工業製品も増加。

輸出入の約60%がアジア。特に中国。

アラブ諸国

 産油国が1970年代の石油危機以降,豊富な石油資源を背景に高い経済成長を続け,GNI(国民総所得)の高い国になっている。

韓国・台湾・香港・シンガポール(アジアNIEs

 積極的に先進国の資本・技術を導入。

 その結果,新興工業経済地域と呼ばれるようになった。

1980年代になると,ASEAN諸国・中国は輸出指向型(外国の資本・技術を導入して輸出を振興する)工業の進展著しく,高い経済成長率を示した。

インド

 90年代以降,積極的に経済の自由化を進めた結果,高い経済成長により,BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)の一国として注目されるようになった。


アジアを概観するとざっとこんな感じのようだ。

これらを頭に入れながら次は各国の様子を少し詳しく見てみる。


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