イラン


以前見た自転車ブログでは,イランはかなりの親日らしい。
なんでも第二次世界大戦でアメリカと戦争したかららしいけど,それぐらいイランはアメリカとは仲が悪い様子。
なんにせよ日本の事を好きでいてくれるのは嬉しいし親しみが湧く。
戦争があったりとなかなかきな臭い国ではあるけれど,石油も多く取れるし,サッカーもうまいし,今後も仲良くしたい国だなあとは個人的には思う。
サッカーでは,ダエイ,アジジ,マハダビキアといった選手が思い起こされるけど,結構古いな…。

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 ○地理,気候

 大部分は乾燥し,広大な内陸部は高い山脈に囲まれ,海からの湿った風が遮断され,砂漠や  半砂漠の内陸盆地が広がっている。

 人々は,地下室を作って酷暑を避けたり,砂漠から吹いてくる風を屋内にある水槽にあて,  その気化熱で部屋を涼しくするなどの工夫をこらして生活している。

 北東部の山と砂漠に囲まれた地域はイランの農業中心地で,山からの地下水をゆるやかな傾斜

 の地下用水路(カナート)で運び,農業用水としている。

 イランは,石油,天然ガスの世界有数の産出国。輸出の多くは石油関連である。




○イラクとの関係

 イランでは国民の99%がイスラム教で,その多くがシーア派。

 シーア派には,神と信者の間に宗教指導者が存在し,その権力は政治的にも金権的にも大きい。

・イランにシーア派が多い理由。

 16世紀この地域を支配したサファビー朝は,スンナ派のオスマントルコに対抗してシーア派を国教とした。

 他方イラクは,16世紀から20世紀初めまでオスマントルコの支配下に置かれたため,スンナ派とシーア派が半数ずつ。

 さらにもともとイランとイラクの間には国境問題があり,イランでのホメイニ師を中心とした「イスラム革命(イラン革命)」,イラクのフセイン大統領の思惑も絡んで,1980年代にイランイラク戦争に発展。1988年停戦。

 なお,「イスラム革命(イラン革命)」以降アメリカとの関係も悪化。アメリカによるイランへの経済制裁は続いている。

 余談だが,イランでは女性は肌を露出することが戒められ,チャドルとスカーフの着用が義務付けられている。

 他方イラクでは近代化政策を行っており,女性は洋服を着ることも多く,職場進出も奨励されている。



イラン革命(イランかくめい、: انقلاب ۱۳۵۷ ایران)は、イランパフラヴィー朝において19792月に起こったである。亡命中であったルーホッラー・ホメイニーを精神的指導者とするイスラム教十二イマーム派シーア派)の法学者たちを支柱とする国民の革命勢力が、モハンマド・レザー・シャーの専制に反対して、政権を奪取した事件を中心とする政治的・社会的変動をさす。民主主義革命であると同時に、イスラム化を求める反動的回帰でもあった。イスラム革命: Islamic Revolution)とも呼ばれる。

特徴として,第一に、この革命がまったく民衆自身によって成就されたことである。冷戦下の1970年代当時はアメリカ合衆国ソ連の覇権争いと、その勢力圏下の国や民間組織が、アメリカ合衆国やソ連の代理としての戦争や軍事紛争、政治的・経済的な紛争が世界的に発生・継続していた国際情勢だったが、この革命の場合は反米・反キリスト教を掲げながらも、ソ連には依存せず、インドインドネシアのように米ソのどちらの勢力にも加わらない中立の姿勢を堅持し、第三世界の自立性の強化を歴史的に実証し、当時第三の勢力として実力をつけつつあった第三世界の傾向を強烈に示したのがこの革命だった。

第二に、伝統的な宗教であるイスラムを原動力にしていることである。革命の成功後、日本ではそれが政治的な変革にすぎず、宗教的、文化的なものではないという議論が支配的だったが、次第に新たな運動のタイプであると認識されるようになった

イスラム共和国体制は、アメリカ合衆国政府が背後から支援して樹立した、アメリカ合衆国政府の傀儡政権だったパフラヴィー朝を打倒したので、アメリカ合衆国から敵視された。

197911月にはアメリカ大使館人質事件が起こり、アメリカは19804月にイランに国交断絶を通告し、経済制裁を発動した。


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○核問題

2002年にイランの核活動の未申告が発覚。その後,原子力開発は平和目的であるとして開発は続けているが,国連の安保理は軍事利用の可能性があるとしてウラン濃縮活動の停止などを決議している。

この決議を無視したため,アメリカ,EUがイラン産の原油の禁輸を決めた。

これに対しイランはホルムズ海峡の封鎖を示唆するなど報復態度をとったため,石油価格は世界的に高騰した。

ホルムズ海峡付近は,緊張の続く地域となっている。


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