カテゴリ:勉強(世界地理)( 18 )

ベトナムは勝手に平和なイメージを持っている。実際は泥沼のベトナム戦争があり,決して平和ではなかった国だけど,なぜかそんなイメージがある。人が穏やかで良さそうな印象が強く,いつか行ってみたいと思う国である。食べ物はフォーが有名だけど,僕は食べたことが無いので食べてみたい。

○概観

 第二次世界大戦後,二次にわたるベトナム戦争により分断されていたベトナム。

 1976年に南北統一選挙を経て,ハノイを首都とするベトナム社会主義共和国となった。

 その際,南の中心都市サイゴンはホーチミンと改称された。

 以降,ソ連の支援で社会主義経済化を進める。

 しかし華人の国外流出,ソ連の援助の激減と派遣労働者の帰国などにより経済悪化。

 1986年から「ドイモイ政策」。ドイモイ=刷新を意味する言葉。

 農家請負制や企業の自主権拡大,対外開放政策=外国資本の積極的な導入による経済再建策。

 90年代,外資優遇の輸出加工区が設置。

 95年,ASEAN加盟,アジア太平洋諸国との友好関係の拡大,アメリカとの国交正常化などがあり,日本,アジアNIEs,欧米諸国の資本が導入。活況を呈するようになる。

 ベトナムの最大の魅力は,石油,石炭資源もさることながら,8900万人を超える人口。

 良質で豊富な低賃金労働力と,潜在的な消費市場の存在。ベトナム人は割安なだけでなく,企業,労働者とも長期的な関係を重視する考えが日本と似ている点も魅力的。

 賃金が高くなってきているアジアNIEsASEAN諸国に代わり,繊維産業など労働集約型産業(設備費など資本投下より労働力に依存した産業)を中心に発展を続けている。

 

 近年,IT産業のソフトウェアの開発拠点としても注目されている。

 農業では,メコンデルタ,トンキンデルタなでの米作が発達。

 第二次世界大戦前は米の輸出国として知られた。

 しかしベトナム戦争とその後の混乱により,米の輸入国に転落。

 その後ドイモイ政策により,生産物個人請負制となり,自由販売が認められると,農民の生産意欲は高まり,米の生産量は急速に回復。現在では世界第5位,タイに次ぐ米の輸出国になっている。

 他にもコーヒー,茶,天然ゴムなどの生産も伸びている。中でもコーヒーはブラジルに次ぐ世界第二位の生産,輸出。

ベトナムのコーヒーは有名らしいですね。全然知らなかった…。


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マレーシアと混同しがち(僕だけ!?)なインドネシア。それだけこの両国は僕にとって馴染みが無い。

島国,暑い地域ということくらいしか分からないが,その実態は如何に。


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 インドネシアとはギリシャ語で「インドの島々」と いう意味で,独立後に採用された名称。

 18000余の島々からなり,東西約5000㎞,南北約2000㎞の広大な地域に広がる。

 総面積は190万㎢(日本の約5倍)で,島国としては世界最大。

 カリマンタン島などを除くと,アルプス=ヒマラヤ造山帯と環太平洋造山帯の接合部にあたる。

 複雑な地形で火山や地震も多く,地球上で最も不安定な地域となっている。

○気候

 赤道をはさんで南北に広がり,海洋に囲まれているため,気候はジャワ島東部以東は68月に乾燥したサバナ気候(樹木がまばらに生えた熱帯の草原サバナが分布する)になるが,全体として熱帯性の海洋性気候で,年中高温多雨。多くの地域が熱帯雨林からなっている。

○経済

 森林資源の保有国としては世界有数。

 1960年代後半から日本向けに開発されたラワン材やチーク材などがインドネシアの発展を支えた。

 しかし近年は過剰伐採,油ヤシの植林,農地開発などでの泥炭地の乾燥化の増加→森林火災などでの熱帯雨林の減少が問題となっている。

 他,石炭,石油,天然ガス,すず鉱,ニッケル鉱,銅鉱など豊かな鉱産資源に恵まれている。

 また,産業の中心は米作農業。

 近年はASEAN最大の人口規模をもち,将来的に市場拡大が見込めること,賃金が安いなどから,ジャカルタ郊外に工業団地を造り,労働集約的な工業を誘致。タイとともに自動車生産の拠点となっている。

○複合民族国家の民族問題

 インドネシアの人口は24000万人を超え,世界第4位。

 ジャワ族,スンダ族などマレー系の300種族以上と中国系華人などからなる複合民族国家。

 人口約86%がイスラム教徒(マレー系中心)で,世界最大のイスラム教国。

 しかしアラブ諸国のような戒律の厳しい信仰とは異なっている。

 しかし,バリ島はヒンドゥー教。

 2002520日,東ティモール独立など,政治問題もあった。

東ティモールはポルトガル領,インドネシアはオランダ領であり,それぞれ異なる歴史を歩んでいた。

 そういえば,ソウルフラワーユニオンが東ティモールでライブをしたりしていたなあ。インドネシアのところだったんだな。


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マレーシアは,名前は聞くがよく知らない国の一つ。
昔,社会の授業で天然ゴムのプランテーション農業が多く行われていたというのを聞いた記憶くらい。
食べ物とかもどんなのがあるのかな…、よく知らないな~。

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マレーシアは,マレー半島とカリマンタン(ボルネオ)島北部の13州からなる連邦国家。

 マレー系と先住民族,中国人,タミル人(インド系住民)などが住んでおり,複雑な住民構成になっている。

 19世紀後半からすず鉱の開発に多くの中国人労働者が導入された。

 鉄道,港湾,道路の建設労働者や,20世紀初頭おり盛んになったゴムのプランテーション労働者として,南インドからタミル人が流入。

 先住のマレー人は,農業を生業として高床式住居で生活を営んでいた。

 都市の中国人,プランテーション(農業地域)のタミル人,農村のマレー人という住み分け。

 都市と農村の格差は大きい。

 宗教はイスラム教が国教となっているが,信仰の自由は認められている。

 典型的な複合民族社会。


○経済

 1969年,首都クアラルンプールで,マレー系と中国系住民の間で激しい民族暴動。

 1971年より「ブミプトラ政策」(土地の子政策)で,他民族に対して社会的・経済的に低い地位にあるマレー人を優遇する政策開始。

 1980年代になると「ルック・イースト政策」によって日本や韓国に学ぼうとし,工業立国への転換を目指す。

 外国企業を積極的に誘致し,工業化は急速に進んだ。

 近年は半導体をはじめ,電気・電子産業が急成長。輸出構成も大きく変わってきた。

 原油・天然ゴム・木材など一次産品の輸出から,電気機器など機械類の割合が高くなった。

 マレーシアと言えば天然ゴムのプランテーションだが,近年では合成ゴムに押され生産量は減少。油ヤシへの改植が進む。油ヤシからとれるパーム油は,洗剤やマーガリン,バイオ燃料の原料として注目を集め,現在は重要な輸出品となっている。


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タイは物価も安く,治安も良く,旅行で行くと楽しいとよく聞くので,一度行ってみたい国。

でも自転車で行くには少し暑い国かも。また,最近ではテロがあったりデモがあったりと少し治安も悪くなっているのかもしれない。

けれど他の国に比べるとずっと平和な国なのかな。タイカレーは好きです。


○地理,歴史

 昔はシャムと呼ばれていた。

 13世紀の建国以来,アユタヤ王朝や18世紀末に成立した現王朝のもとで独立を維持。

 その理由は,タイの東側の国はフランス,西側の国はイギリスに植民地にされており,その両国の衝突を防ぐ中立緩衝地帯となったから。

 1930年代,絶対王政が倒れて立憲君主国になり,国名もシャムからタイ(自由の意)に改められた。


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○経済

 独立国であったことから,プランテーション農業は発達せず,チャオプラヤ川の広大な沖積平野を中心とした米作が盛んな国だった。

 近年は農業環境の向上や品種改良などにより,生産性も高くなった。

 収穫した米は華人によって買い集められ,輸出業者の手を経て輸出される。タイは世界最大の米の輸出国

 50年代までは米が輸出の半分以上を占めるモノカルチャー。

 60年代以降,耕地の拡大により,トウモロコシ,キャッサバ,サトウキビ,天然ゴム,野菜など輸出用作物の栽培が急増している。

 

 同時に農地の拡大は森林の激減をもたらした。

 戦前はチーク材を輸出していたが,今は木材の輸入国になっている。

 特に北東部の森林荒廃著しく,土壌の塩化など土地荒廃も問題になっている。

 1980年代以降は急速に工業化。

 ASEAN諸国の中でも行動経済成長を遂げている国の一つ。

 日本・韓国・台湾などから安い労働力を求めて企業が進出。繊維・電子・電気機械・自動車工業が発達。

 現在では輸出品も工業製品の占める割合が高くなっている。


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昔,父親が出張で行ったことがあるというのを聞いたくらいで,ほとんど知らない国。マーライオンくらいしか知らない…。

何となく,経済的に裕福で治安が良さそうといったイメージくらいしかない。いったいどんな国なんだろう。


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○地理,民族

 マレー半島の突端にあり,淡路島くらいの大きさの国。

 人口は484万人,人口密度は6800人/㎢を超える超過密都市国家。

 19世紀初め,英人ラッフルズが首長より買収し,

インド・中国貿易への港を建設したのが始まり。

その後イギリスの直轄地になった。

 マレー半島のすず鉱の採掘,天然ゴムのプランテーションが開始。

 20世紀にはイギリスの軍事基地として発展。

 1963年,マレーシア連邦の一州として独立。

 マレー人優先主義をとるマレーシア,華人が多いシンガポールとの間で対立が深まる。

 1965年,マレーシアから分離独立。

 先住民のマレー人,支配国のイギリス人,移民労働者の中国人・インド人が居住。

 現在では中国系華人が4分の3を占める「華人国家」として知られているが,民族間の均衡をどう保つか課題。


○経済

 地下資源は皆無。

 植民地時代から,東西海上交通の要衝マラッカ海峡を背景に,中継貿易地として発展。

 独立後は,外国資本と技術を積極的に導入して,輸出指向型工業へ転換。

 失業者は減少したが,労働力不足が問題になる。そのため,高賃金政策を導入。

 電機・衣料などの労働集約型産業は他のASEAN諸国へ転出。

 国内は電子工業や情報産業など付加価値の高い産業が成長。GNI(国民総所得)も先進国と同等かそれ以上に。


1992年,AFTAASEAN自由貿易地域)構想。2015年までにASEAN地域内の関税率がほぼゼロに引き下げられることとなる。

2012年, ASEANと中国など5か国(中国,韓国,インド,オーストラリア,ニュージーランド)とのFTA(自由貿易協定)が発効。これら

の国と分業関係が容易になり,ASEANは国際社会への影響力を強めている。


 ・アジアの国際金融・観光センター

  中継貿易として繁栄してきたことにより,国際的なネットワークを持つ銀行が集中。

  アジアの資金調達市場へ発展。

  また,2005年にはカジノ合法化を決定。2010年に二つのカジノリゾートがオープン。


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※マラッカ海峡(マラッカかいきょう、英語: Strait of Malaccaマレー語: Selat Melaka

マレー半島スマトラ島インドネシア)を隔てる海峡。南東端で接続しているシンガポール海峡あわせて太平洋インド洋を結ぶ海上交通上の要衝となっている[1]2005年における年間の通過船舶数は9万隻を超え、タンカーコンテナ船など経済的に重要な物資を運ぶ大型貨物船が海峡を行き交う。経済的・戦略的にみて、世界のシーレーンの中でもスエズ運河パナマ運河、ホルムズ海峡にならび重要な航路の一つである。


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日本のライバル,韓国。何かとトラブルも多いけど,歴史的に関係は深い国。関係が深いからこそトラブルが生じやすいのかもしれないけど…。僕はサッカーを通してでしかあまり韓国を知らないけど,民族的には同じアルタイ系だがメンタリティが日本人とは違うなあという印象がある。日本と違い,良いFWやサイドアタッカーがおり,直線的でスピードがあるイメージ。日本と韓国を足して2で割るとなんだか良い感じになるのでは?とか思うけど,お互いの感情的な面でなかなか難しそうな様子。焼肉,キムチ,ビビンバなど食べ物は美味しいので好きです。

○北朝鮮との分離

 1945年,日本の敗戦により,朝鮮半島は約35年の植民地時代が終わる。

 しかし,北緯38度線以北をソ連が,以南をアメリカが占領した。

 1948年,それぞれ北朝鮮,韓国となる。

 1950年,米ソの対立が深化し,朝鮮戦争が勃発。

 1953年,休戦。

 2000年,初めて南北首脳会談が開かれる。

 しかしその後,砲撃事件や北朝鮮の核問題により,冷えた関係が続いている。

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 浦項(ポハン)から北,海岸沿いにずっと北まである山脈がテベク(太白)山脈。

 安東の西,国土の真ん中あたりから光州の東側あたりまで南北に延びているのがソベク(小白山脈)。

 中央部からソウルに向かうのがハン川(漢江),釜山に至る川がナクトン川。

○経済

 地下資源は乏しいが,労働力は豊富。

 そのため,アメリカや日本の資本や技術を積極的に導入し,外国市場に工業製品を売ることで工業化を進めた。

 韓国の工業は加工貿易で成立。日本,中国から輸入し,アメリカに輸出する。

 1970年代以降高い経済成長を示し,台湾,香港,シンガポールとともにアジアNIEsと呼ばれる。

 サムソン(三星)電子 … 携帯電話,液晶テレビ

 LG電子 … 白物家電(生活家電)

 現代(ヒュンダイ) … 自動車

 また,1970年代から農村の近代化を進めようと「セマウル運動」が起きる。これにより,農村での生活環境が改善された。

○気候

 大陸性気候であり,冬が厳しいため床暖房が普及している。

 寒さが厳しく野菜が不足する冬を越すためにキムチが作られている。サラリーマンにはキムチボーナスが出る。

○その他

 儒教文化。

 目上の人を敬い,長幼と男女の別が厳しく,父親の権威,家族の絆が強い。


韓国は流石に隣の国だけあって、少し馴染みがありますね。今回学んだことの多くが聞いたことあるなあという感じだった。

なんだかんだ言っても隣人、何とか親切にしあって仲良くできるといいのだけど…。

九州の人は地理的に近いので、結構交流がある様子。Jリーグの鳥栖に韓国人選手が多いのも、そうした関係があるのかも!?と思った。 


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中国はあまり良いイメージが無い。多くの人もそうだと思う。なんだか自分勝手でマナーがなっていないというイメージ。でも中国は広いので,一口ではくくれないようには思う。自転車旅行記などを見ていると,結構親切な人もいるようだ。田舎だと素朴で良い人いるのかもしれないなあ(これも幻想,偏見かもしれないけど…)。

また,どんどん発展していっているので,人もそれに合わせて洗練されていくように思う。

日本も明治のはじめは街中で立小便は当たり前といった民度だったようだし,高度経済成長時でも外国から批判されていたことを考えると,中国も同じ過程にあるだけなんじゃないの?とも思う。でも発展後もあまり変わらないようなら,それは民族性かもしれないなあと思う。その辺りを見ていくと面白いかなと個人的には思っている。ちなみにラーメン,餃子,三国志は大好きです。

○概観

 世界第三位の面積。日本の約25倍。人口は約135000万人で世界最大。

 西が高地で東が平野。

 西から東へとヒマラヤ山脈,チンツァン(青蔵)高原,チベット高原などの山脈や高原地域。

四川盆地などの丘陵地域,そして平野と三段の階段状になっている。

平地は1割と少なく,山地と高原が約6割。

東側の盆地・丘陵地地域と平野に人口の約9割が住み,西側の高地には4%しか住んでいない。

○民族

 9割が漢民族。

 残り1割が約55の少数民族。

ベトナム国境付近のチョワン族,北東部の満族,

チベットのチベット族,西部のウイグル族,モンゴル国境のモンゴル族など。

○気候

 緯度差は約40度。

 熱帯から冷帯までの気候が分布。

 降水量は東部の海岸地域で多く,西部の内陸に行くに従って少なくなる。

 降水は夏季に集中,冬季は極めて少ない。

○経済,農業

 中国は社会主義の国。

 70年代終わりから一部に自由主義経済を取り入れた市場経済化が進められた。

 92年以降,国有企業の株式化などが進められ,「市場経済社会主義」を確立しつつある。

 農業でも,一定量の農産物は国に納めるが,それ以外は農家が自由に処分できる「生産責任制」へと変化。

また「市場化」が進められた結果,中国の食糧生産量は飛躍的に増加。

 食生活も向上し,畜産物の消費量や飼料穀物の需要も増加し,日本とともに世界有数の穀物輸入国へと変化。

 2001年,中国はWTO(世界貿易機関)に加盟。

中国企業は保護的な扱いから厳しい国際競争にさらされるようになった。

 中国は建国以後,重工業優先の工業化を進めた。自給に努め「鎖国」状態に近かった。

 その結果,発展が遅れ,生産効率も悪いままで国際競争力が弱かった。

 そこでアジアNIEs(新興工業経済地域)を見習い,沿岸地域に経済特別区や経済技術開発区を設置。

 外国企業に特典を与え、国内の安い労働力を提供。


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・経済特別区

 外国資本・外国技術などの獲得のための拠点。

安い税金,輸出入関税の免除,

100%外資企業の認可 などの優遇措置がある。

現在5地区が指定されている。

・経済開発区

 84年,対外開放政策として,14の沿岸港湾都市 

が指定された。

 経済特区並みの優遇措置を与える対外経済自主権を

持たせ,外国資本や技術の国内への波及を目的。

 しかし現在は,人件費の高騰やその他の費用上昇もあり,民間企業はより安い人件費を求めてカンボジアなど国外の向上へ移転するようになっている。

 ・レアメタルの世界的な産出国

 ・拡大する「沿岸と内陸」「都市と農村」の格差

 沿岸地域と内陸地域の所得格差は8倍以上(一人当たりGDP)。

 農村から都市への出稼ぎ労働者が大量となり,経済の発展を支えている。

住宅,下水道,ごみなどの都市問題が生じている。

 ・環境問題

 深刻な大気汚染,酸性雨。


 環境問題は日本にも影響が大きいし、これは何とかしてほしいものです。

 あと領土、領海問題などもあるけど、政治についてはまた現代社会の勉強で詳しくしようっと(そこまで勉強続いているのか?)


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アジア。古代エーゲ海の言葉で,日の出を意味するAsuが転じてAsiaとなったらしい。

僕自身はこれまであまり関心を持たなかった地域。旅行するならヨーロッパがいいなとしか思っていなかった。


でも自転車に乗り始めて,同じ海外でもヨーロッパやアメリカ大陸に比べて,身近で安全で親しみを持って走れる地域だなあと思うようになり俄然関心が高まっている。物価も安いようだし。将来的に自転車を持って訪れる可能性はかなり高いような予感がしている。


しかし詳しいことはよく分かっていない。もし自転車で走ることになるとしたら,その国のことを知って走るか走らないかでは楽しさが大きく違うような気がする。この機会に勉強しときたいなと思う。

まずは概観。


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アジアの地形は多様性に富むようだ。

中央部には「世界の屋根」と呼ばれる標高約6000mのパミール高原があり,ここからヒマラヤ山脈・クンルン山脈(地図上には無いが,チベット高原とタクラマカン砂漠の間東西3000kmにわたる山脈)・カラコルム山脈などの険しい山脈が四方に伸び,その間にはチベット高原・タリム盆地・黄土高原・デカン高原・イラン高原などもある。


これらの山間地から,黄河・長江・メコン川・ガンジス川・インダス川など大河川が流れ,流域に大平野が広がる。

山岳地帯は2つに分類される。いずれも火山帯,地震帯と一致する地殻不安定なところ。

①アルプス=ヒマラヤ造山帯

ヒンドゥークシ・ヒマラヤ山脈やダイスンダ列島など,ユーラシア大陸南部をほぼ東西に走る造山帯。

②環太平洋造山帯

日本列島・フィリピン諸島など,太平洋西側にみられる造山帯。

○気候

北アジア

 寒冷

東アジア~南アジア

モンスーンアジア。夏は海洋から吹き込むモンスーン(季節風)の影響で高温,多雨で湿潤。

インドのアッサム地方は世界最多雨地帯。

 冬は大陸から吹き出すモンスーンの影響で降水量は少ない。

 米作をはじめ,農耕の盛んな地域。

中央アジア・中国内陸部

 海岸からの湿った空気が十分供給されず,降水量は少ない。

西アジア

 回帰線上に位置し,亜熱帯(中緯度)高圧帯の支配を受け,赤道付近で上昇した大気がこの地域で下降するた

め,雨の原因となる上昇気流がみられない。

一年中乾燥し,砂漠やステップ(丈の短い草原)が続くので,乾燥アジアと呼ばれる。

遊牧やオアシスでの農耕生活が中心。

イスラム教徒の多い地域。

○民族

 イラン~インドにかけてのアーリア系

 アラビア半島のアラブ系

 中国~タイにかけてのシナ=チベット系

 トルコ・中央アジア~モンゴル・朝鮮半島・日本のアルタイ系

 東南アジアの諸島やマレーシアを中心にしたマレー系

 アジアの巨大人口を支えるのが米作。

 米は最も人口支持力が高い作物。


○経済

日本

 早い時期に経済復興を達成。機械類,自動車など付加価値の高い工業製品を輸出。

輸入は原燃料,食料品や軽工業製品,近年は機械類など工業製品も増加。

輸出入の約60%がアジア。特に中国。

アラブ諸国

 産油国が1970年代の石油危機以降,豊富な石油資源を背景に高い経済成長を続け,GNI(国民総所得)の高い国になっている。

韓国・台湾・香港・シンガポール(アジアNIEs

 積極的に先進国の資本・技術を導入。

 その結果,新興工業経済地域と呼ばれるようになった。

1980年代になると,ASEAN諸国・中国は輸出指向型(外国の資本・技術を導入して輸出を振興する)工業の進展著しく,高い経済成長率を示した。

インド

 90年代以降,積極的に経済の自由化を進めた結果,高い経済成長により,BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)の一国として注目されるようになった。


アジアを概観するとざっとこんな感じのようだ。

これらを頭に入れながら次は各国の様子を少し詳しく見てみる。


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