<   2017年 01月 ( 19 )   > この月の画像一覧

アメリカ合衆国とカナダ

アングロサクソン人によって開発された地域ということで,アングロアメリカ

つい最近まで社会・経済の中核をなしていたのは,WASP(ワスプ)と呼ばれる,白人・アングロサクソン系・プロテスタントの人々だった。

しかし,別の意見もある。他にもフランス系,ヒスパニック系(スペイン語系住民),黒人なども多数いるため,「アングロ」はふさわしくないだろうという意見。

また,今日は多数の人種・民族が独自性を保ちながらアメリカという社会で生活している様相は,サラダボウルに例えられている。サラダボウルは様々な野菜や果物があるが,それぞれが原形を保ちながら一つの料理を構成しているように,アメリカは多くの人種・民族が「アメリカ建国の精神」というドレッシングをかけられて,調和のとれたアメリカを構成すべきだという主張がある。

・大きさ

アメリカ … 963万㎢で日本の約25

カナダ  … 998万㎢で日本の約26

・自然環境

北極海諸島からハドソン湾にかけてはツンドラ気候。農耕は不可能で,伝統的に狩猟に頼るイヌイットが居住。

ハドソン湾南部は冷帯気候で広大な針葉樹林が広がる。

アメリカとカナダの国境スペリオル湖周辺は鉄山が多く,工業地帯発達の基盤となった。

さらに南下すると気候は温暖に。ミシシッピ川流域の大平原は世界有数の大農業地帯。

これを背景に,シカゴの穀物相場は世界経済に影響を与える。

農業地帯の北部はコーンベルトと呼ばれる巨大な混合農業地域。

南部は亜熱帯の気候で,かつては黒人を利用した綿花栽培が盛んだった。

現在は大豆など多角的経営が行われている。

・地理

大西洋の海岸に沿って巨大な都市が連なる。

次いで,古期造山帯に属するアパラチア山脈がある。なだらかで山は高くても2000m程度。

しかし谷は深く,現在でも山脈地帯は開発から取り残されている。

西に行くと広大な平原地帯でミシシッピ川がゆったりと流れている。

西に行くに従って降水量は少なくなり,整形100度以西では乾燥気候となる。

急峻なロッキー山脈は,新期造山帯である環太平洋造山帯の一部で,日本列島もこれに属している。

ここは地震が多い。

・世界一が世界一多い国

アメリカは世界唯一の超大国。

しかし良い世界一ばかりではない。世界一の借金大国であり,億万長者の数が世界一に対して,貧しい人の割合も先進国中トップクラス。

世界的な大学,研究機関はあるが,初等中等教育のレベルが先進国と比較して低い。
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アメリカはこれまで都会ばかりのイメージなのと、銃社会であることを嫌って興味はなかった。
でも司馬遼太郎の『坂の上の雲』で、秋山真之がアメリカに派遣された時の、若々しいアメリカの描写がとても印象的で、当時は本当に自由で活気に溢れた国だったんだろうなという印象を抱き、ちょっと考えが変わってきました。
また、世界で最も影響力のある国でもあるし、その社会や文化に触れないではいられないだろうとも思うようになりました。
現在はトランプの出現などで変貌しつつあったり衰えつつあるのかもしれないけれど、それでも、だからこそ見なければならないかもしれません。いつか自転車で走れたらとは思うのだけど、やっぱり銃が怖いな…。

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○歴史
1607年5月、イギリス人105人が現在のバージニア州ジェームズ川下流の川中島に植民地を作り、当時のイギリス国王ジェームス1世にちなんで「ジェームズタウン」と名づけた。

1620年12月、マサチューセッツ州プリマスに、イギリスから信教の自由を求めて清教徒がわたってきた。上陸に際して彼らは、人々の同意による新しい政府を目指すことを誓った。

その後西ヨーロッパから植民者が次々に移住し、13の植民地(州)が成立。
それぞれ代議制の植民地議会が設けられ、また独立宣言には、当時のヨーロッパ思想反映した天賦人権論や社会契約論が明確に示されていた。
これらから日本では「合衆国」=民衆の合議による国という訳となった。

現在、外交や国防の他、広範囲にわたって連邦の権限が強められている。しかし教育などは各州の権限に属しており、州の力は日本の都道府県の比ではない。

○メガロポリス
アメリカ合衆国北東部、ニューヨークを中心にボストンからワシントンD.C.までの大西洋沿岸の都市群のことをいい、周辺の衛星都市を含め、全長約 700 km に渡る都市群が形成されている(米国のこの地域については北東回廊とも称される)。英語でのスペリングは「BosWash」で、北端であるボストン (Boston) の「Bos」、南端であるワシントンD.C. (Washington, D.C.) の「Wash」を組み合わせてできた言葉である。ここに含まれる主な大都市圏は、北東から南西方向に、ボストン・ハートフォード・ニューヨーク・フィラデルフィアボルティモア・ワシントンD.C.などである。アイビーリーグの大学やその他の主要な大学・研究施設も多くあることで、学術面での集積もみられる(wikipediaから)。

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○経済・農業
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「フロストベルト」
自動車の中心地はデトロイト。ビッグ3のGM、フォード、クライスラーがある。
しかし近年デトロイトは揺れている。
1980年代、日本社製自動車のアメリカへの大量流入によってビッグ3は経営不振となった。

また、自動車産業だけでなく、経済のグローバル化は五大湖沿岸の工業地域を変化させている。
五大湖沿岸はかつてはその水運から発展したが、資源が少なくなり海外から輸入するようになった今日、この地域が冷帯であることも含めフロストベルトと呼ばれるほど寂れてしまっている。

「サンベルト」
かつて「貧困」「人種差別」といった言葉で語られてきた南部は、今では輝かしい「サンベルト」と呼ばれている。
その理由として、貧困に悩む南部諸州の州政府が、この状況を改善するためにハイウェーの整備や優遇税制などで企業誘致をした。
政府も1930年代になってTVA(テネシー川流域開発公社)を設立するなど、南部開発を始めた。
第二次世界大戦、冷戦時には軍事産業が南部に集中。
航空宇宙産業も、フロリダ州ケープカナベラルやアリゾナ州ハンツビル、テキサス州ヒューストンなどに集積。
これらの産業は先端科学技術産業の頂点に立つものであり、エレクトロニクス産業などが発達することになった。

「資源」
石油や天然ガスに恵まれている。
メキシコ湾油田、カリフォルニア油田などがある。

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プレーリー
 はるか地平線まで続く小麦畑。世界のパンかごである。ロシア移民が小麦栽培を始めた。
 降水量が少なく、干ばつやダストボウル、竜巻など自然災害に苦しんだが、豊かな地下水を利用できるようになってから生産は安定。
 また20世紀の機械化技術によって著しく発展。


○新しいアメリカは南部から
今日、徐々に黒人の待遇改善の動きは進み、活躍の場は広がってきているが、まだまだ解消されていない。
人種別に貧困率を見てみると、黒人は白人の約2倍。大学卒業者も白人が約2割なのに対し、黒人は1割強。まだまだ差がある。
この問題が一層明確なのが南部諸州。
人口に占める黒人の比率は、全米平均で12%に対し、南部のミシシッピ州、ルイジアナ州では30%を超えている。
そしてこれらの州では他州に比べて貧困率が高い。
しかし、差別や貧困を克服しようとするエネルギーは、時に優れた芸能、文化を生み出す。
ジャズは黒人文化と白人文化のぶつかり合いの中でこの地で生まれた。
差別や格差を越えて、白人と黒人、さらにヒスパニックの融合が進んだ新しいアメリカが、この地から生まれるかもしれない。

○大西洋岸から太平洋岸への重心移動
今日、人口重心は大西洋岸から太平洋岸へと徐々に移動している。
ロサンゼルスは人口380万人を超え、ニューヨークに注いで全米第二位の都市となった。

アメリカはアジア太平洋地域との連携を強めている。
1989年にはアメリカ、オーストラリア、韓国、日本など12カ国とAPEC(アジア太平洋経済協力)を発足させた(現在21カ国が参加)。
TPP(環太平洋パートナーシップ)は、シンガポール、ブルネイ、ニュージーランド、チリの4カ国で発足したが、アメリカ、オーストラリア、ベトナム、マレーシア、ペルーとともに加盟することで大枠合意がなされている(トランプによってアメリカは離脱!?)。

また韓国との間でもFTA(自由貿易協定)が締結されている。

中国との貿易も拡大しており、輸入は隣国メキシコ、カナダを抑えてトップ。


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○モンゴル

 首都ウランバートル。モンゴル民族が住むモンゴル高原のうちゴビ砂漠以北周辺(外モンゴル)がモンゴル国。南部の内モンゴルは中国領。

 ソ連に次ぐ社会主義国だったが,1992年に社会主義を放棄。

 モンゴルといえば遊牧のイメージ。国っていうイメージはあまり無いんだけど,イメージ先行なんだろうな。

 実際はきっと遊牧民はかなり少数なんだろう。朝青龍や白鵬が有名。あと,NHKグレートレースの貧乏なモンゴル自転車チームが好印象でした!頑張れモンゴル!

○フィリピン

 首都マニラ。7000以上の島からなる。

 1521年マゼラン来航後,スペインの植民地となり,国名は国王フェリペの名にちなむ。

 農業国だが自給率は低く,世界最大の米の輸入国。外貨獲得源は1000万人にも及ぶ海外出稼ぎ。

 フィリピンも日本と関係深そうなんだけど,治安が悪そうであまり行きたくないなあ。最近はドゥテルテ大統領で有名。注目も集まっている今のうちに,いろいろ知るように頑張らないと…。

○ミャンマー

 首都ネーピード。2006年まではヤンゴン。

 1989年軍事政権が国名をビルマからミャンマーに改称。

 約7割がビルマ族だが,カレン,シャンなどの少数民族が分離独立を求めている。

 2011年に民政に移行したが,経済は遅れている。

 スーチーさんが有名だけど,なかなか国をまとめるのが難しい様子。スーチーさんも結構厳しいことしているようだけど,詳しい国の内情と合わせて考えないといけないんだろうな。軍事政権も全部が全部悪いわけではなかったんだろうし。

○ブータン

 首都ティンプー。唯一チベット仏教を国教とする国。

 中国と国交がなく,インドと関係が深い。3割以上を占めるネパール系住民が反発し,一部難民化。

 一時テレビでブータンは世界一幸せな国ともてはやされていたけど,ブータンはブータンで問題を抱えているんだなあ…。

○ネパール

 首都カトマンズ。ヒマラヤ登山の玄関口で,おもな産業は農業と観光業。約8割がヒンドゥー教徒である多民族国家。2008年に王制が廃止された。

 山登りの国のイメージ。山は好きだけど,今はあんなに高い山には興味ないな…。

○スリランカ

 首都スリジャヤワルダナプラコッテ。セイロン島を主たる島とし,1972年国名をセイロンからスリランカに改称。多数派シンハラ人と少数派タミル人との対立から本格的な約26年に及ぶ内戦があった。

 2009年,シンハラ人を中心とする政府側が制圧。

 首都がややこしすぎて逆に憶えやすくなっている。スリランカ人と知り合いになったことあったけど,穏やかでいい人達でした。でも祖国は内戦で大変だったんだなあ。

○パキスタン

 首都イスラマバード。英領インドが独立する際,イスラム教徒居住地域がパキスタンとして独立。カシミール地方の帰属をめぐってインドと対立。

 このあたりは物騒な印象がある。核開発してるとかインドとの衝突とか。アフガニスタンも物騒だし,自転車で通りたくても通るのが怖い地域だなあ。何とか平和になってほしいものです。

○カザフスタン

 首都アスタナ。世界最大の内陸国。砂漠や乾燥地帯が多く人口は偏在。ロシアの宇宙基地がある南部のバイコヌールは,ロシアの租借地。

 アスタナって自転車チームがあるけど,きっとカザフスタンのチームなんだろうな。このあたりは自転車が盛んなのかな?自転車旅行するならカザフスタンを通ると歓迎されるのかも!?

○グルジア

 ジョージアともいう。首都トビリシ。アルメニア,アゼルバイジャンと共に旧ソ連の構成国。

 独立後は民族問題が表面化。アブハジア,南オセチアは事実上独立状態。

 茶やブドウの生産が多く,ワインの発祥地。

 グルジアはワインの発祥地だったんだ!イタリアかと思っていた!

○イラク

 首都バグダッド。古代メソポタミヤ文明の地。原油生産量は世界有数。

 イラクの呼びかけで1960OPECが設立された。

 2003年フセイン政権崩壊。スンニ派,シーア派,クルド人の3大勢力が対立。

 現在,非常に大変な地域となっているイラク。もはや収拾つかず,ここを火種に世界がだんだんと混沌へと向かっている印象。どうしてこうなった?

○シリア

 首都ダマスカス。第三次中東戦争でゴラン高原を奪われ,反イスラエル,反米のアラブ最強硬派路線をとる。2011年より民主化を求める反政府運動が激化。

 シリアも全く大変な状況になっている。一度このあたりのことを自分で調べてまとめた方がいいかもしれない。

○カタール

 首都ドーハ。1971年に独立。世界最大級の天然ガス油田を抱え,輸出の大半を天然ガスと石油が占める。

 一人当たりのGDPは世界トップクラス。衛星テレビ局アルジャジーラは,カタール首長の出資によりドーハに設立された。

 石油お金持ち国の一つ。もし石油がなくなったり需要が無くなったら,これらの国はどうなってしまうんだろ?
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 イスラエルといえばレヴィボ。セルタ全盛期に活躍したMF。当時のセルタは凄かったなあ。皇帝モストボイにパワフルなペネフ。右にカルピン、左にレヴィボ。まあグスタボ・ロペスの方がよく出ていたとは思うけど…。ダブルボランチにマジーニョとマケレレ。マケレレが有名だけど、マジーニョはグアルディオラより正確無比なロングキックを見せていたように思う。バックは右にサルガド、左にファンフラン、センターバックはカセレスとあと一人誰だったかな…。キーパーはデュトリエルで、かなり強く魅力的なサッカーをしたチームでした。監督はヴィクトル・フェルナンデスだったと思う。初めて見た時は衝撃を受けたチームで、すっかりセルタの虜になってしまったものです。
まあ、ほとんどイスラエル関係ないけどね。

○エルサレム
 エルサレムにはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の三つの宗教の聖地であり、三つの宗教の人々が住んでいる。
 紀元前11世紀、エルサレムはイスラエル王国の首都となった。
 紀元前6世紀、ユダヤ教成立。
 紀元前2世紀頃から、エルサレムはユダヤ教の聖地となった。
 しかし2世紀にはローマ帝国によりユダヤ人はこの地を追放され、離散の民となった。

 キリスト教にとってのエルサレムは、キリストが地上での最後の日々を過ごし、十字架にかけられた場所。
 聖墳墓教会にはキリストの墓があると言われ、2世紀以降巡礼者が多くなった。

 7世紀、イスラム教の地となったエルサレムは、ムハンマドが天国の旅に出た地とされ、メッカ、メディナに次ぐ第三の巡礼地となった。
 11世紀、キリスト教の十字軍の手にわたる。
 13世紀、イスラム世界の支配下に入る。
 16世紀、この地を支配したオスマントルコは、エルサレムを三宗教に開いた。
 このように、エルサレムは歴史と宗教の複雑な絡み合いをみせる美しい都市である。

○気候,農業

 イスラエルの国土は不毛遅滞が多く,地中海性気候の北部海岸などが農耕地帯となり,南部は雨の少ないステップ気候。

 現在の農業地帯では科学調査に基づいて開墾や灌漑がなされ,さらに先端技術を導入することで耕地面積増加,多くの農作物を収穫できるようになっている。

 死海は水面が海面下400mなので,周囲から流入する河川はあっても,この湖から流出河川は無い。

 = 水の蒸発量が多く,塩分が高くなる要因となり,水につかると体が浮くのはこうした理由。

 死海からは塩や臭素などが生産される。

○イスラエル建国とアラブとの戦い

1897年 シオニズム運動。欧米のユダヤ人の援助を受けてユダヤ人の祖国復興の動きが強まる

1948年 パレスチナの地にイスラエルを建国

イスラエルのユダヤ人は人口の4分の3である。

一方,アラブ人は人口の2割ほどを占めており,イスラエルの公用語はヘブライ語とアラビア語。

1917年からイギリスがパレスチナの地を支配および委任統治していた。

しかし第一次世界大戦中に,イギリスはパレスチナにユダヤ人国家の成立を認める代わりに欧米のユダヤ人から援助を受けておきながら,アラブ人に対しては対トルコ反乱を鎮圧させる代償として,アラブ人によるパレスチナの独立を約束。

これがユダヤ人とアラブ人の戦いに火をつけることになった。

1993年,イスラエルのラビン首相とPLO(パレスチナ解放機構)のアラファト議長との間で和平成立。

1994年,ガザ地区と西岸地区でのパレスチナ人の自治が開始された。

こうして一時は安定したが,ガザ地区をめぐってイスラム原理主義ハマスとイスラエルの戦闘が続いている。

イスラエルの国家財政における軍備の割合は大きい。

ダイヤモンドの原石を輸入し,加工したダイヤを輸出することなどで外貨を得ているが,外国に住むユダヤ人の収入や,ユダヤ人が多く住み,財政などの実験を握っているアメリカの援助が大きい。

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UAE。サウジアラビアと同じじゃないの?と思ってしまう国。気候も似てそうだし,石油経済であることも同じだろうし。サッカーもあまりぱっとしないし,自転車でも走りにくそうだし,ここもあまり関心が湧かないなあ。

○地理,歴史

アブダビ,ドバイ,シャルジャ,アジューマン,ウンム=ル=カイワイン,フジャイラ,ラアス=ル=ハイマの7つの首長国から構成されている。それぞれの首都は国名と同じ。石油を産出する国もあれば産出しない国もある。

アブダビが連邦全体の首都となっている。

全土が高温で乾燥した砂漠気候。

北海道ほどの面積のほぼ9割が砂漠。

しかし,ペルシャ湾,オマーン湾に面しているため,湿度が高く,気温の一日の変動は少ない。

もともとは遊牧をしていたが,1950年代に石油が発見され,世界有数の産油国になり,豊かになる。

○経済

現在は産業の多角化をめざし,対外投資やアルミニウムをはじめとする工業,商業,観光にも力を入れている。

アブダビは石油マネーにより経済的に発展。政治,経済,軍事で大きな力を持つ。

ドバイは石油が少ないため,貿易や工業,金融などで経済を高めた。

この二国は観光都市として開発され,海外から旅客が集まる。

またアジアからヨーロッパ,アフリカへ行く乗客の中継地(ハブ空港)としての役割を担っている。

エティハ航空,エミレーツ航空など。

アブダビとドバイは発展しているが,石油を産出しない他の首長国との間で経済格差は大きくなっている。

現在その格差を是正するために,裕福な首長国が支援するなどの方策がとられている。

○民族

アラブ首長国の国籍を持つ者は2割程度。

インド・パキスタンからの住民は5割に達し,エジプトやスーダンなどのアラブ系の労働者も2割以上。

これは急速な発展による労働者の不足から,外国からの労働者が急増したため,

しかし外国人労働者の待遇は厳しく,国籍を持っている裕福な住民との格差は大きい。


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砂漠の国、石油の国のイメージ。名前はよく聞くもののほとんど知らない国。
サッカーも弱くはないけどそんなに強いわけでもなく、自転車で行くには暑すぎるイメージがあって、興味関心も湧かない国。
でも石油パワーが強いので、現代社会では影響力が強そうなため、ちゃんと勉強しないといけないな。

○地理,気候

アラビア半島の4分の3を占める。

夏は気温が40℃を越え,冬は内陸部や山岳部に霜や雪がある。

○産業

1938年,ペルシャ湾で油田が発見される。

首都リヤドの東部およびペルシャ湾沿岸に膨大な石油埋蔵地がある。

埋蔵量は世界の20パーセントに達すると見積もられている(埋蔵量は世界一)。

1960年にはOPEC(石油輸出国機構)の設立。サウジアラビアが盟主となる。

OPEC設立により,アメリカやヨーロッパの石油会社が持っていた石油価格の主導権も産出国が大きな影響を持つようになった。

サウジの国家財政の9割が石油関連収入。額も膨大。

輸出は9割が石油,石油製品,天然ガス。

石油による経済力を背景に,教育に力を入れ,小学校から大学まで学費は無料。

また,石油に依存しないために国土開発も進められている。

1970年から石油化学,鉄鋼,セメント,加工食品,衣料品などの工業が促進された。

電力は天然ガスを利用した火力発電。

工業用水は海水を蒸留して真水を製造する海水淡水化プラントから供給される。

農業にも力を入れ,国が農地を提供,補助金も多額出し,高価格で作物を買い取っている。

1981年には小麦の輸出国になった。

しかし農地は国土の2パーセントに満たない。

水は貴重で,地下水を利用。

しかしそれだけでは賄いきれず,膨大な投資をした海水淡水化プラントからも供給されている。

○民族

9割がアラブ人。

厳格なイスラムの国であり,飲酒は許されず,女性は外出時には黒いベールを着用することが義務となっている。

男女別学。

サウジアラビアには,イスラムの預言者ムハンマド(マホメット)の生地メッカと墓があるメディナがあり,世界のイスラム教徒の巡礼地となっている。

他,ラクダを中心に羊,ヤギを飼い,砂漠で暮らす遊牧民のベドウィンがいる。

しかし牧畜に携わるベドウィンは減少しており,年に出るベドウィンが多い。

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ヨーロッパとアジアをつなぐ位置にあり、かつてはオスマン帝国という絶大な力を持ったということを世界史で習ったけれど、詳しくは忘れてしまったし、現代の様子については親日国であるということ以外よく知らない。クルド人の問題がどうとか、それにロシアが絡んで云々などで少しきな臭くなっている様子。イスタンブールには死ぬまでに一度は行ってみたいけど、こんな様子だとちょっと行きにくいかもなあ…。
サッカーでは一昔前は結構強くて、ハカン・シュクルとかエムレ、ニハトといった好選手が何人かいて面白いチームだったんだけど、最近はあんまりトルコの選手って聞かないなあ。チャンピオンズリーグでもトルコのチームが活躍してたりもあったけど、最近はあんまりみたいですね…。

○地理・歴史
オスマン・トルコ帝国は第一次世界大戦後に崩壊。
1923年、トルコ共和国が成立し、首都はアンカラに移された。
しかし人口第一の都市はオスマン・トルコ帝国時代の首都、イスタンブールである。

イスタンブールはボスポラス海峡を挟んでアジアとヨーロッパにまたがる都市である。
もともとは紀元前7世紀にギリシャ人が入植し、ビザンティオンと名付けた。
4世紀には東ローマ帝国(ビザンツ帝国)の首都となり、1453年までコンスタンティノープルと呼ばれた。
いつの時代もここは東西の重要な交易地、接点だった。

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○地理・産業
国の周囲が地中海や黒海に囲まれているトルコは地中海性気候である。
ここの地中海性気候は、長くて暑い夏と雨の多い冬に特徴がある。
オリーブ、柑橘類、ブドウ、ヘーゼルナッツ、綿花、葉タバコなどが多く生産される。
イスラム教徒の多いトルコでは、ブドウはワインとせずに干しブドウとすることが多い。

内陸部は乾燥地帯で、牧畜が盛ん。
さらに小麦、大麦、ライ麦、テンサイなどの生産も多い。

肥沃な土壌、多様な気候のため、食料が自給できる世界でも数少ない国の一つ。

しかし国内では経済格差が生じている。
少数の高所得者と内陸の低所得者、比較的裕福な東部と西部の経済格差がある。
この格差を背景に、ドイツ、サウジアラビア、フランスなどへ労働者を送り出している。

○クルド人問題、キプロス問題
トルコ・イラン・イラクの三国にまたがった国境地帯に多く住んでいるクルド人は、トルコ内に1000万人以上いる。
彼らは独立を主張し、トルコとテロや衝突を繰り返している。

他、1960年に独立したキプロスは、ギリシャ系とトルコ系の住民が対立し、トルコとギリシャがしばしば介入。
1974年、クーデターをきっかけに、ギリシャ系のキプロス共和国である南部と、トルコ系住民が分離独立を主張する北部に分断。
2006年、ほとんどがトルコ系住民である北キプロス-トルコ共和国を国家承認したことで、キプロスとの関係は良くない。

トルコはEUへの加盟を望んでいるが、EU内でのトルコ系移民、トルコ内での人権問題などが障壁となり、加盟までには時間がかかるとみられている。


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以前見た自転車ブログでは,イランはかなりの親日らしい。
なんでも第二次世界大戦でアメリカと戦争したかららしいけど,それぐらいイランはアメリカとは仲が悪い様子。
なんにせよ日本の事を好きでいてくれるのは嬉しいし親しみが湧く。
戦争があったりとなかなかきな臭い国ではあるけれど,石油も多く取れるし,サッカーもうまいし,今後も仲良くしたい国だなあとは個人的には思う。
サッカーでは,ダエイ,アジジ,マハダビキアといった選手が思い起こされるけど,結構古いな…。

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 ○地理,気候

 大部分は乾燥し,広大な内陸部は高い山脈に囲まれ,海からの湿った風が遮断され,砂漠や  半砂漠の内陸盆地が広がっている。

 人々は,地下室を作って酷暑を避けたり,砂漠から吹いてくる風を屋内にある水槽にあて,  その気化熱で部屋を涼しくするなどの工夫をこらして生活している。

 北東部の山と砂漠に囲まれた地域はイランの農業中心地で,山からの地下水をゆるやかな傾斜

 の地下用水路(カナート)で運び,農業用水としている。

 イランは,石油,天然ガスの世界有数の産出国。輸出の多くは石油関連である。




○イラクとの関係

 イランでは国民の99%がイスラム教で,その多くがシーア派。

 シーア派には,神と信者の間に宗教指導者が存在し,その権力は政治的にも金権的にも大きい。

・イランにシーア派が多い理由。

 16世紀この地域を支配したサファビー朝は,スンナ派のオスマントルコに対抗してシーア派を国教とした。

 他方イラクは,16世紀から20世紀初めまでオスマントルコの支配下に置かれたため,スンナ派とシーア派が半数ずつ。

 さらにもともとイランとイラクの間には国境問題があり,イランでのホメイニ師を中心とした「イスラム革命(イラン革命)」,イラクのフセイン大統領の思惑も絡んで,1980年代にイランイラク戦争に発展。1988年停戦。

 なお,「イスラム革命(イラン革命)」以降アメリカとの関係も悪化。アメリカによるイランへの経済制裁は続いている。

 余談だが,イランでは女性は肌を露出することが戒められ,チャドルとスカーフの着用が義務付けられている。

 他方イラクでは近代化政策を行っており,女性は洋服を着ることも多く,職場進出も奨励されている。



イラン革命(イランかくめい、: انقلاب ۱۳۵۷ ایران)は、イランパフラヴィー朝において19792月に起こったである。亡命中であったルーホッラー・ホメイニーを精神的指導者とするイスラム教十二イマーム派シーア派)の法学者たちを支柱とする国民の革命勢力が、モハンマド・レザー・シャーの専制に反対して、政権を奪取した事件を中心とする政治的・社会的変動をさす。民主主義革命であると同時に、イスラム化を求める反動的回帰でもあった。イスラム革命: Islamic Revolution)とも呼ばれる。

特徴として,第一に、この革命がまったく民衆自身によって成就されたことである。冷戦下の1970年代当時はアメリカ合衆国ソ連の覇権争いと、その勢力圏下の国や民間組織が、アメリカ合衆国やソ連の代理としての戦争や軍事紛争、政治的・経済的な紛争が世界的に発生・継続していた国際情勢だったが、この革命の場合は反米・反キリスト教を掲げながらも、ソ連には依存せず、インドインドネシアのように米ソのどちらの勢力にも加わらない中立の姿勢を堅持し、第三世界の自立性の強化を歴史的に実証し、当時第三の勢力として実力をつけつつあった第三世界の傾向を強烈に示したのがこの革命だった。

第二に、伝統的な宗教であるイスラムを原動力にしていることである。革命の成功後、日本ではそれが政治的な変革にすぎず、宗教的、文化的なものではないという議論が支配的だったが、次第に新たな運動のタイプであると認識されるようになった

イスラム共和国体制は、アメリカ合衆国政府が背後から支援して樹立した、アメリカ合衆国政府の傀儡政権だったパフラヴィー朝を打倒したので、アメリカ合衆国から敵視された。

197911月にはアメリカ大使館人質事件が起こり、アメリカは19804月にイランに国交断絶を通告し、経済制裁を発動した。


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○核問題

2002年にイランの核活動の未申告が発覚。その後,原子力開発は平和目的であるとして開発は続けているが,国連の安保理は軍事利用の可能性があるとしてウラン濃縮活動の停止などを決議している。

この決議を無視したため,アメリカ,EUがイラン産の原油の禁輸を決めた。

これに対しイランはホルムズ海峡の封鎖を示唆するなど報復態度をとったため,石油価格は世界的に高騰した。

ホルムズ海峡付近は,緊張の続く地域となっている。


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アフガニスタンと言えば,テロのイメージ。とりあえず治安が悪くて怖いところというイメージが強い。旅行なんてもっての他の地域だと思うんだけど,どうしてそんな国になってしまったのか関心はある。シルベスタスタローンのランボーもアフガニスタンで戦ってたなあ…。

○地理,農業

 中国とヨーロッパを結んだシルクロードは,中央アジアで険しい山脈に阻まれる。

 そのため,比較的越えやすいカラコルム峠などを通過するためにアジア大陸のほぼ中央に位置するアフガニスタンを通った。

 そのためシルクロードの中継地として発展。

 アフガニスタンは国土の4分の3が高山地帯であり,特に東部のヒンドゥークシ山脈は7000m級の山々が連なる。

 さらに国土のほとんどが乾燥地帯であり,主産業は小麦,馬鈴薯,アーモンド,ブドウ栽培。

 また,ケシ栽培が盛んであり,それを原料としたアヘンの生産量は世界の90%以上を占めると言われている。

 これがタリバンなど内戦にかかわる資金源になっている。

○多民族国家

 アフガニスタンは干ばつ,内線,空爆などで国土が荒廃。最貧国の一つとなっている。

 第三次までにわたるアフガン戦争など,紛争の絶えない地域。

 近年でも78年の社会主義政権の誕生と旧ソ連による軍事介入,92年のゲリラによる社会主義体制の崩壊,その後の内戦,98年のイスラム法を遵守するタリバン政権,2001年のタリバン政権の消滅とそれ以降のテロと続いている。

 そうした中でも国際支援により復興が顕著にみられる。

 内戦が多い理由は,20以上の多民族国家であり,民族間の対立があること。

 これらの民族は戦いにおいては「勝利」か「死」しかないという考え方が強く,対外戦争においても内戦においても激しくなる。

 こうした多民族国家をまとめる一つの手段が,同じ宗教による帰属意識。

 アフガニスタンは,アフガニスタン・イスラム共和国というように,国民のほぼすべてがイスラム教。

 80%以上がスンナ派である。

 民族をどうまとめあげていくかが大きな課題の一つ。
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インド。好きになる人,嫌いになる人の好みが大きく分かれる国らしい。僕個人としては興味はあるが,どうも綺麗なところでは無いらしいので二の足を踏んでしまう。近年は経済発展が著しいらしいので,ぼやぼやしてるとインドらしさ(?)が失われてしまうかも。その前に行かねばとも思うが…。

他、インドと言えばヒンズー教。ヒンズー教の神様については,女神転生シリーズでも多く出ているのでかなり馴染みがある。ヴィシュヌにシヴァ,ガネーシャ,ラクシュミ,パールバティ,インドラ等々。こうした寺院もちょっと見てみたいなとは思う。

○気候,言語

 インドは暑いイメージがあるが,暑いだけではない。

 北東部や南西部では降水量が多く,洪水の常襲地域もある。

 パキスタン国境に近い方区西部では乾燥していて砂漠もある。

 南部は熱帯。かなり暑い。

 北部のヒマラヤ山脈にかかる地域は高山気候で,降雪もある。

 多様な自然環境。

言語も多様であり,公用語はヒンディー語。準公用語は英語。

しかし各州ではそれぞれの州の言語が話されており,公式言語は22,非公式も含めると数百の言語がある。

 なお,1990年代に植民地時代につけられた地名を本来の地名に戻そうという動きが起こった。

 ボンベイ → ムンバイ  マドラス → チェンナイ など。

○地理

 インドの面積は日本の約9倍,329万㎢。人口は124000万人。

 インドが中国の人口を追い越すのは2030年代と予想されている。

 急激な人口増加にともない,様々な問題が生じている。

 都市問題。農村からの流入で人があふれ,失業,住居の問題がある。多くのスラムが形成され,伝染病が拡大することも多い。

 農村部では機械化,灌漑が進んでいないため,多くの労働力が必要になり多産となる。

○農業

 インドは国土の約50%以上が農地。しかし雨の降らない時期は荒野と変わりない。

 それでも面積が広大なため,農産物の生産量は世界的に見ても多い。

 米や小麦の生産量は世界第二位,バナナの生産量は世界第一位。

○カースト

 バラモン(司祭),クシャトリヤ(王侯・武士),ヴァイシャ(農牧商に従事する庶民),シュードラ(隷属民)が有名だが,これは身分,階級を示す「ヴァルナ」。浄→不浄の順に階級づけられている。

 家柄や職業を示す現実社会の集団,階級は「ジャーティ」。2000以上のサブカーストがある。この細かいサブカーストが,洗濯屋・理髪屋といった職業などを規定している。

 しかし,近年では政策として不浄として差別されてきた階級を優遇する措置がとられるようになっているし,世襲的な職業などは崩れつつある。

 また,ジャーティの序列は固定したものではないため,「あのカーストとこのカーストはどっちが上?」と聞いても「分からない」と言われることがある。

 他,ITといった新しい産業はカースト(ジャーティ)に対応しないため,カーストに関係なく職を得られる様子。ただ,良い教育を受けることができるのは裕福な上層カーストが多いため,実際に下層カーストの人がIT関連のポストに就くのは大変らしい。

 インドでのカースト意識は根強く,上層カーストの人は優越意識から固定的な観念を持ち,革新を好まない。これがインド経済の発展を妨げているという指摘もある。

○宗教

 インドがイギリスから独立した際,イスラム教のパキスタン,ヒンズー教のインドに分かれて独立。

 そのため,インドの約8割がヒンズー教。

 しかし北部のカシミール地方では,藩主がヒンズー教,民衆がイスラム教であり,藩主がインドに帰属することを決めたことに民衆が反発。それからこの地方では領土問題を巡り,インドとパキスタンで武力衝突が生じている。

 ちなみに牛は神聖な生き物で大事にされている様子。そのため牛は食べない。でも豚も不浄なので食べないらしい。
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